エンジンを吊り下げている様子。エンジン組み立ての現地化にはトヨタの“本気”が示されている

トヨタ自動車東日本（白根武史社長）の宮城大和工場（宮城県大和町）は、本社・宮城工場（宮城県大衡村）から直線距離で２キロメートル強に位置する部品生産拠点だ。第３工場として新建屋を建設し、昨年１２月からトヨタグループとして初めて東北でエンジン組み立てを開始した。小型ハイブリッド車（ＨＶ）「アクア」向けの１５００ccエンジンで、大半の部品を中部地区から…