日本鉄鋼連盟が発表した11月の粗鋼生産量は前年同月比2・3%減の849万8千トンとなり、3カ月連続でマイナスとなった。エコカー補助金制度終了後、新車販売が低迷し、国内四輪車生産台数が低調なため。特に特殊鋼が不振だった。炉別生産の内訳では、転炉鋼が同0・4%増の652万2千トンと3カ月ぶりに前年を上回ったが、電炉鋼が同10・4%減の197万6千トン…