○…江戸時代、米相場は問屋の思惑で乱高下することがあり、庶民の日常を脅かした。だが、米は貨幣のような価値を持っていたとはいえ、結局のところ食糧に過ぎない。最後には人間の胃袋に収まらなければ意味がないのだから、そう極端なことはなかったはずである、という話を何かで読んだことがある。気候不順で、今年は国産マツタケの値が上がり100グラムが2,3万円とい…