ディーゼル排ガスの浄化技術である「尿素SCRシステム」が性能低下を起こしている問題で、検討会を設置した国土交通省と環境省は、遅くとも来年3月末までに原因を特定する方針だ。結果を踏まえ、来年度から耐久試験法やエンジンベンチ認証試験法の見直し作業に入る。ただ、触媒などの化学反応を使う技術だけに原因究明が難航する可能性もある。両省は問題発覚を受けて、「…