6月に一部改良した「アトレースローバー」。引き出し式スロープに変更し、電動ウインチの使い勝手も向上させた

小さい車の福祉車両ニーズは今後も増えるだろう―。ダイハツ工業国内企画部特装車両室の太田吉彦室長は福祉車両の需要拡大に期待を寄せる。軽自動車の福祉車両では5割以上のシェアを握るダイハツ。「アトレー」や「ハイゼット」など法人向けの車両だけでなく、「タント」や「ムーヴ」など個人ユーザー比率の高い車両も取り揃える。多様化する車いすへの対応など軽規格ゆえの…