海外進出や国内空洞化など課題も残る(画像と本文は関係ありません)

東日本大震災とタイ洪水に見舞われ、超円高に今も苦しむ我が国の自動車部品産業。ただ、今期の第1四半期業績は「エコカー補助金」による国内生産の活況や新興国での販売増を受けて堅調に推移。通期予想を上方修正する企業も出始めた。回復基調をうかがわせるとは言え、完成車メーカーによる国内再編への対応や新興国対応、低燃費技術の開発など経営課題も多い。自動車部品メ…