日本の自動車メーカー各社による海外での生産事業の展開が先進国中心から新興国にシフトしている。日本自動車工業会(自工会)の調査によると、2011年度の海外生産台数は前年比1・1%増の1381万7211台で、このうち欧州(約144万2千台)と北米(約331万6千台)を合わせた比率は34・5%。10年度の比率(35・0%)よりもやや下がっており、新規投…