11年度の使用済み自動車発生量は20%弱減少したが、上位100位までの事業所に比べ下位事業所の落ち込みが大きかった

使用済み自動車の発生量減少と並行して、使用済み自動車が大手解体業者に集中する流れが鮮明になってきた。従来から規模の格差が大きい業界であることが指摘されてきたが、使用済み自動車取り扱い台数上位100位までの解体業者の事業所による取り扱い台数はシェアを高め、2011年度に全発生量の36・9%に達した。残りを4千社あまりの解体業者で分け合う構造のなか、…