北部九州自動車150万台先進生産拠点推進フォーラムでは、メーカー各社が調達戦略を説明(左から日産自動車九州児玉幸信社長、トヨタ自動車九州二橋岩雄社長、ダイハツ九州魚井和樹会長、日産車体九州羽田野渡常務)

日産65万台、ダイハツ43万台、トヨタ43万台の合計154万台―。これが福岡、大分の両県にある車の生産能力だ。これに対し2011年度の実績は前年度比2割増の131万台。目標到達まであと23万台もあるが、昨年度の伸び率の高さが「12年度で150万台に達する」との地元自治体の期待を高めている。しかしメーカー関係者の見方はあくまで慎重だ。地元企業を支援…