中国や韓国の部品メーカーがライバルになることなど、10年前には想像出来なかった。日本の部品は高い品質、正確な納期でメーカーを支えてきた。しかし、その強みがコスト競争を前に色褪せ始めている◆円高の定着は、じわじわと日本の部品産業を追い込んでいる。低コスト国の部品は、採算を改善したい輸出車のみならず軽自動車にまで採用され始めている。「国内工場製では受…