京都で国際的な温室効果ガス削減目標が採択されてから15年。今年は「京都議定書」で決められた第1約束期間の最終年度に当たる。先進国として削減義務を負った日本は議定書のルールを活用して目標を達成する見込み。ただ、その後の国際会議では先進国と途上国の対立が先鋭化し、日本は13年度からの第2約束期間には加わらず、自主的な排出削減に取り組む方針を打ち出した…