「一年を十日で過ごすいい男」とは、昔の関取のことである。年に6場所90日も勤めなければならない現代と違い、江戸や明治期は1、2場所10~20日しかなく、実に悠々たるものだったという話◆ディーラーに置き換えれば、「一年を2月と3月で過ごす…」とでもなろうか。典型的な年度末追い上げ型で上期赤字は当たり前。期末に新車を一気に売り上げて逆転黒字というのが…