環境省は2010年度の日本の温室効果ガス排出量(確定値)をとりまとめた。総排出量は前年度比4・2%増の12億5800万トンで、京都議定書の基準年比では0・3%減となった。昨年暮れの速報値(0・4%減)に比べ減少幅が0・1ポイント縮小した。総排出量が09年度を上回ったのは、リーマンショックによる景気後退から回復へと向かう中で、産業をはじめとする各部…