グローバル戦略車にも次世代軽のノウハウを盛り込む(写真はインドで生産する「ブリオ」)

「厳しいレギュレーション(規制)がある軽自動車は『F1』のようなものだ。ホンダは規制が厳しくなればなるほど燃える」と松本宜之執行役員は力を込める。ホンダは2008年を最後に世界最高峰の自動車レースであるF1から撤退し、経営資源を環境技術の革新などに振り向けた。この中でも軽は車体のサイズやパワートレーンに厳しい規制が設けられており、限られた範囲で高…