日本の入学式、入社式は4月が多い。諸説多々あるが、どうやら明治20年頃、国の会計年度が4月を年度初めにしたのに合わせたのが真相らしい。それ以前は、欧米と同じ9月入学式だったという◆海外と違い春夏秋冬の四季折々の風情を持つ日本にとって、桜の咲く4月はまさに新入生、新入社員の門出を祝うにふさわしい時期だ。日本人の大半が好感を持つ桜の咲く季節に合わせて…