パイオニアの小谷進社長は、タイ洪水の浸水被害を受けてグローバルで生産拠点の見直しの検討に入ったことを明らかにした。被災したアユタヤ県のロジャナ工業団地の工場操業率を、被災前の60%に縮小し、残りの40%を中国やマレーシアなどの新興国に分散させる。タイでは、復旧した工場の2階でカーナビゲーションなどを生産し、1階は製品在庫の倉庫とする。現在、代替生…