自転車は車道を走るもの。教習所では確かにそう教わった。しかし、現実の交通社会では違和感を覚えずにいられない。とくに片側1車線の幹線道路では、大型車が自転車を抜くに抜けず、一触即発の状態をよく目にする。自転車側にしても、自分のすぐ横を車がビュンビュン走り抜けるのは相当な恐怖だ◆正直に言ってしまえば、戦後の日本の道路行政は車が主役で、自転車や歩行者は…