富士重工業が、生き残りに向け新たな成長戦略の一歩を踏み出した。2015年度を最終とする中期経営計画「Motion―V(モーションファイブ)を発表。日米欧など先進国主体のビジネスモデルから、中国を軸に手薄だったアジアなど新興国攻略を本格化する。最終年度には世界販売で10年度比36%増の90万台、今後10年内に100万台超えを狙う。吉永泰之新社長が率…