先進国向けの開発負担軽減が経営課題となっている(写真は5月の決算発表会)

東日本大震災という未曽有の大災害に直面しながら、多くの自動車メーカーが新たな中期経営計画に踏み出した2011年度。震災や円高の逆風下、各社が将来の成長を強調する傍らで、沈黙を守るメーカーがある。いすゞ自動車だ。現在は5カ年の新中期経営計画を策定中で、今年度後半にも計画をスタートする。新規参入を目指す軽量バン・トラックを含めた世界販売目標などを詰め…