産業技術総合研究所は12日、次世代バイオ液体燃料であるバイオブタノールの省エネルギー型膜分離精製技術を開発したと発表した。ブタノールはエタノールに比べて発熱量が大きく、バイオエタノールに代わる地球温暖化対策に向けたバイオ液体燃料として期待されている。産総研は合成条件の最適化を進めることで、アルコール透過性の高いシリカライト分離膜を合成。この分離膜…