中国政府が深夜に丹羽大使を呼びつけたあたりから、どの会合に出ても酒の肴は「尖閣諸島沖での衝突事件」である。酔客の怒りは弱腰・日本と強腰・中国の双方に向かい、最近の世論調査では「圧力をかけるとあっさり譲歩するという印象を与えた」菅内閣の支持率が10ポイント以上急落。中国へのイメージも著しく悪化した。行き当たりばったりの事業仕分けや来年度予算案の政策…