国内自動車生産は、輸出が好調だった2007年度まで1千万台を上回るボリュームを維持してきた。しかし、08年9月のリーマンショック後は、世界需要の急減と急速に進んだ円高の影響で輸出が激減。09年度は900万台を下回る水準に落ち込んだ。為替は依然として円高で推移し、世界の需要の伸びは新興国に移っている。国内生産は今後、どのように規模を維持していくのか…