日産自動車は17日、商用車「キャラバン」を一部改良して8月25日に発売すると発表した。同モデルとして初の前走車に追従する「インテリジェントクルーズコントロール」をガソリン車の一部グレードに搭載。先行車発進通知機能、タイヤ空気圧警報システムも採用するなど安全性を高めた。また、座面に低反発のクッション材を用いるなどして快適性も高めた。日産車体九州(福岡県苅田町)で生産する。
キャンピング車の架装などを想定した特別仕様車も設定するほか、アウトドアを向けの用品を装着した「ソトアソビパッケージ」も発売する。また、日産モータースポーツ&カスタマイズ(真田裕社長、神奈川県茅ヶ崎市)は、内外装を差別化した「オーテックライン」を新たに設定する。
従来に比べ、ガソリン車で12万7600円~16万1750円、ディーゼル車で26万1800円値上がりする。価格はガソリン車が270万8200円から、ディーゼル車が351万1200円(消費税込み)から。