2011年3月期は原材料価格の高騰、引き続き円高基調で推移する為替といった減益要因がある。10年3月期は強力な追い風となった原材料価格は、一転して減益要因になる。鋼材などの原材料価格の上昇を織り込んだ7社合計の原価低減効果は、10年3月期の9684億円から2460億円へ4分の1に縮小する見通しだ。体質強化へ一気に進めた固定費削減は限界に近づいてい…