中国市場で農機メーカーが好調という。経済発展と農業の機械化の進展は日本の高度成長期でも見られた現象で、工業化など二次産業へ労働人口が移動するとともに、農業の就労人口が減少するという結果が発生する◆同様に生じるのが食料自給率の低下で、所得水準の向上とともに食事の内容が穀物中心から肉類へと移行するからだ。穀物ならばまかなえた食料自給率であっても、肉類…