主駆動用モーター(左)と副駆動モーターのローター(回転子)部(ともにモックアップモデル)

アステモ(竹内弘平社長、東京都千代田区)は、レアアース(希土類)を使わない車載駆動モーターを開発した。主駆動用から副駆動用まで幅広い出力に対応する。希土類の調達リスクが高まる中、2030年頃の実用化を目指す。ローター(回転子)の鉄心部であるコアの磁気抵抗(リラクタンス)の差を利用して回転力を生み出す「同期リラクタンスモーター」と呼ばれる方式を採用…