新技術の概要

東京理科大学先進工学部マテリアル創成工学科のファリド・ラビブ研究員、田村隆治教授らの研究グループは、準結晶に似た局所構造を持つ「Ｔｓａｉ型疑似結晶」の磁気特性を自在に制御する技術の開発に成功した。磁気を利用した冷却技術「磁気冷凍」で、液体ヘリウムの温度（セ氏マイナス２６９度、約４ケルビン）を下回る極低温を環境負荷を抑えながらつくり出す手法への応用…