2024年度の世界生産が過去最高となったスズキ。生産をけん引したのは主力市場のインドだ。現地需要に加え、日本や中近東などに車両を供給する「輸出ハブ」としての役割も近年は高まっている。30年度には現地で年産400万台体制を整え、インドでの乗用車シェア5割復活を目指すが、スズキが強みとする小型車需要の伸び悩みや現地メーカーとの競争激化など、楽観はでき…