ダンロップタイヤの冨田副社長(右)と日刊自動車新聞社の花井社長

 日刊自動車新聞社は18日、第38回「日刊自動車新聞 用品大賞2025」の表彰式を都内のホテルで開催した。今回はグランプリと準グランプリのほか、16部門と環境貢献賞、特別賞を合わせて計24社を表彰。花井真紀子社長が表彰盾を送った。式典には受賞企業をはじめ、カー用品業界関連企業や団体関係者ら100人以上が出席した。

 今回、グランプリには住友ゴム工業/ダンロップタイヤの次世代オールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」、準グランプリにはアルパインマーケティング(酒井龍哉社長、東京都大田区)の車種専用スピーカーシステム「メティオサウンド」と、レイズ(斯波翔太郎社長、大阪府東大阪市)の次世代車向けアルミホイール「ボルクレーシング TE37GC」が選ばれた。

 受賞者を代表して挨拶したダンロップタイヤの冨田正也副社長は「路面に合わせてゴムの性質が変わる『アクティブトレッド』を採用した製品でタイヤの常識を変えた。今後も発展するモビリティ社会、すべてのドライバーに安心と安全を届けていく」と述べた。

 花井社長は「(受賞製品は)現代のニーズを的確に捉えた技術と創意が詰まっており、業界の未来を力強く感じさせるものばかりだ」と評価した。