横浜ゴムは7月17日、スタッドレスタイヤの新商品「アイスガード8」を9月1日から順次発売すると発表した。吸水性を高める基盤素材を高密度に配合した新開発のコンパウンド「冬ピタ吸水ゴム」を採用。路面の水分を取り除く「水膜バスター」の吸水量を従来品に比べて8％高め、操縦安定性を向上した。また、氷とゴムの接触点も63％増やすなどし、従来品と比べ、氷上での制動性能を14％、旋回性能を13％高めた。雪上での制動性能も4％アップしたという。
新製品のトレッドデザインは、独自の人工知能（AI）技術も生かして設計した。14～21インチまでの71サイズを用意。電気自動車（EV）など電動車にも対応する。価格はオープン。
都内で開いた発表会で、清宮眞二社長兼COO（最高執行責任者）は「アイスガードシリーズの競争力がより強力になる」と述べた。
また、CMに出演する俳優の吉岡里帆さんも参加し、トークショーが行われた。
