川崎重工業は9日、2026年3月期の事業利益(営業利益)が前期比1.3%増の1450億円と過去最高を更新する見通しだと発表した。トランプ米政権の関税影響は、二輪車を含むパワースポーツ&エンジン(PS&E)事業に生じるとみているが、価格転嫁によって関税によるコストを吸収する方針を示した。同日、オンラインで開いた決算会見で橋本康彦社長は、米国関税影響…