米国では1直化による減産を見送る方針(ミシシッピ州のキャントン工場)

日産自動車は、完成車の生産能力を追加で削減する検討に入った。現在、年産能力を500万台から2026年度までに400万台へ2割減らす計画を進めているが、削減分を上積みする。国内拠点の能力削減も視野に入れる。事業環境が不透明な中、新経営陣の下でリストラを徹底して固定費を一気に減らし、商品力を高めてV字回復を目指す。日産は米国、中国事業の低迷で業績が悪…