自民党の「キャンピングカーとくるま旅の普及を実現する議員連盟」(古屋圭司会長)は、第6回総会を開いた。日本RV協会(JRVA、荒木賢治会長)が要望している、キャンピングカーの架装に関する法規制の緩和や車中泊施設「RVパーク」の利用促進に向けた検討状況などについて、所属議員や関係省庁の担当者を交えて確認した。
JRVAは今回、RVパークの設置拡大に向けて「道の駅」の駐車場利用に関する規制緩和を要請した。現在、道の駅の駐車場は、宿泊目的で利用することが認められていない。これに対し、国土交通省の担当者は、道の駅に隣接する市町村整備の駐車場の活用を提案。一方、JRVAの髙橋宣行副会長は「道の駅側は、市長村区域でも宿泊はできないという認識が多い」と説明。古屋会長も「各自治体への指示や広報が必要」と指摘した。
このほか、自動車型式指定制度における架装車両の規制適用猶予や、災害対策としての自治体でのキャンピングカーの導入などについても議論した。


