日野自動車とENEOS(エネオス)、西日本ジェイアールバス(北野眞社長、大阪市阿倍野区)の3社は19日、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の開催期間中に、合成燃料を使ったシャトルバスを走らせると発表した。

 西日本JRバスが運行し、日野は燃料のエンジン適合性などの技術支援を担う。

 4月13日~10月13日までの開催期間中、大阪駅から万博会場までの直通バスを1日10便、走らせる。

 西日本JRバスが持つ日野「セレガ」(60人乗り)にエネオス中央技術研究所(横浜市中区)内の実証プラントで製造した合成燃料を用いる。当初は軽油に少量添加し、徐々に合成燃料の割合を増やしていく。