東京証券取引所は14日、ENEOSホールディングス傘下のJX金属(林陽一社長、東京都港区)について、プライム市場への新規上場を承認した。上場日は3月19日を予定する。売り出し総額は4600億円前後が見込まれ、直近では東京メトロ(3486億円)を上回り、ソフトバンク(2018年)以来の規模となる。 

 JX金属は「装置産業型企業」から「技術立脚型企業」への転身を掲げ、モビリティ向けなどを含め、半導体材料・情報通信材料など先端素材を強化する方針を掲げる。