上場廃止リスクを回避し、課題解決に集中する

東京証券取引所のプライム市場に上場する自動車関連メーカーが相次ぎスタンダード市場へ移っている。今仙電機製作所やトヨタ自動車系の中央発條は5月、スタンダード市場への移行を表明した。両社はプライム市場の上場維持基準のうち「時価総額100億円」を満たしていない。このまま2025年3月期までに基準を満たせないまま上場廃止になるリスクを回避する。このほか、…