居合術や抜刀術と聞けば、巻藁(まきわら)を日本刀で斬るのをイメージする人が多いだろう。近年、外国人が日本の侍に憧れ、居合術を学ぶ者も多いと聞く。その昇段試験などでは、竹を芯に藁を巻き束ねた巻藁を一振りできれいに切り落とせるかを審査される。以前SNS(会員制交流サイト)の動画で見た昇段試験では、侍に憧れた屈強な外国人が日本刀を手に取り、数本束ねられ…