東海理化の篭橋榮治収益改革本部長(左)

トヨタ自動車系中堅部品メーカー5社が1月30日に発表した2025年3月期の通期業績予想は、円安や価格転嫁、生産の上振れなどにより、フタバ産業と愛三工業、中央発條の3社が売上高と利益項目を上方修正した。大豊工業は予想を下方修正し、東海理化は据え置いた。トヨタ自動車が25年の世界生産台数を約1千万台とするなど、高水準な生産は今後も続く見通しだが、中国…