ソニー・ホンダモビリティ(SHM、川西泉社長兼COO、東京都港区)は27日、保険用ソフトウエアを開発する米MOTER(モーター)テクノロジーズと提携すると発表した。新型電気自動車「AFEELA(アフィーラ)」に関する米国向け保険商品やサービスを開発。車両購入手続きとシームレスにつながる保険サービスの提供を目指す。
提携により、モーター社が持つデータ分析力や、米国における保険商品開発に関する知見、保険会社とのパートナー実績を商品開発に活用。次世代モビリティの提供を目指すアフィーラブランドにふさわしい利便性の高い保険サービスを実現する考えだ。
モーター社は、次世代保険商品の研究開発を目的にあいおいニッセイ同和損害保険が完全子会社として2021年4月に設立。カリフォルニア州を拠点に、テレマティクスや高度な計算処理技術などを活用して、車載器に搭載可能な保険ソフトや自動運転に対応した保険サービスなどを開発している。