屋上カメラで真下の数寄屋橋交差点周辺を撮影。クルマや人の動きを解析し、天候や気温などを組み合わせリアルタイムで音楽に変換する

 ソニー・ホンダモビリティ(SHM、川西泉社長兼COO、東京都港区)は、開発中の新型電気自動車(EV)「AFEELA1(アフィーラワン)」を「銀座ソニーパーク」(東京都中央区)で展示し始めた。データを音楽化する「データミュージフィケーション機能」も含め、アフィーラが持つ機能を披露している。

 ソニーパークのグランドオープンに合わせて始めた。展示しているのは米国モデルをベースにした車両で、「CES2025」での展示車両や、日本で発売予定の車両とは異なるという。 

 データミュージフィケーションはソニーと取り組んでいるプロジェクトで、屋上に設けたカメラで、真下の数寄屋橋交差点周辺を撮影。街を行き交うクルマや人の動きを解析し、天候や気温などの情報も組み合わせ、これらのデータをリアルタイムで音楽に変換する。「移動によって生み出される新たな体験を模索するプロトタイピングプロジェクト」という。車両展示は3月17日までの予定だ。