ブルーイーネクサス(内山秀俊社長、愛知県安城市)は20日、同社製のeアクスルがスズキ初の電気自動車(EV)「eビターラ」に採用されたと発表した。小型のモーターとインバーターにより、高い出力密度と動力性能を両立させたほか、損失低減技術で電費も高めた。

 eビターラはスズキ・モーター・グジャラートで生産される。この車両に組み付けるeアクスルはアイシンがトヨタ・キルロスカ・オートパーツに生産を委託し、ブルー・イー・ネクサスのインド法人から供給する。

 ブルーイーネクサスは、デンソーとアイシン、トヨタ自動車が共同出資する電動パワートレイン会社。