抄紙技術の応用を提案

アイシン化工(杉浦剛寅社長、愛知県豊田市)は、自動車向けの摩擦材を作る際の抄紙技術を活用し、新事業の創出を目指している。繊維や粒子の組み合わせが自在で、顧客ニーズに合った製品設計が可能。モビリティや包装資材、建築資材などの用途をはじめ、さまざまな展開を図っていく。アイシングループでの共同開発などシナジーにも期待する考えだ。抄紙技術を使った製品は、…