昭和40年頃の国鉄目白駅〈落合学(落合道人)ブログ提供〉

「その前半と後半で社会の様相は大きく転換を見せ…」―。昭和40年代、日本のバス業界は、意味深な言葉で概況を表現する。これは日本バス協会発行「バス事業百年史」に掲載されている。前半に乗合バスの輸送人員は過去最高の100億人を超えたものの、後半には減少に転じ、大きな転換期を迎えたからだ。自動車業界でも明暗が表れる。日本自動車史年表には「マイカー時代の…