「父からは後を継ぐことを無理に勧められなかった」というが、大学3年の途中に家業である鳥取マツダを継ぐことを決意した。大学卒業後はマツダに入社し、さまざまな部署を経験して仕事を学んだ。1年目の販売実習はディーラーへ出向し、営業の仕事の厳しさを身体に叩き込んだ。「売れない時はプレッシャーや悔しさを感じ、それをばねにして仕事に励んだ」とも。こうした経験…