サービスのイメージ
住友ゴム工業は、トラック向け「タイヤ空気圧・温度管理サービス」を、トライポッドワークス(佐々木賢一社長、仙台市青葉区)と共同開発したと発表した。タイヤ空気圧や温度をモニタリングして早期に異常を知らせるサービスで、8日からダンロップのトラック用タイヤ取扱店で提供を開始する。
同サービスは、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)とニーズに合わせた4種類のツールを組み合わせて、タイヤ空気圧や温度情報を計測・収集し、メンテナンスや運行管理に活用できるもの。停車時の空気圧点検では専用デバイスで計測する「ハンディー式」と、受信アンテナを利用してタイヤ空気圧データを収集・計測する「駐車場管理式」を用意した。駐車場管理式は、点検記録簿と連携し、運行前点検時のデータ入力などの業務負荷軽減にもつながる。
走行中の空気圧異常の検知では、ディスプレーを搭載した小型機器「ディスプレイドングル」を利用して空気圧や温度状況の常時確認が可能な「ドライバー通知式」と、車載通信機器を利用してドライバー以外の運行管理者も確認可能な「テレマティクス式」を用意した。
同社は、TPMS装着タイヤと4つのサービスを組み合わせて「タイヤ空気圧・温度管理サービス」のさらなる展開に取り組む考えだ。