金属スクラップの大越工業(大越幸男社長、福島県須賀川市)が強力磁石を利用した金属選別機を開発した。来年4月までに装置ラインの最終仕様を決め、工場内に設置する。来年9月には完成する見通し。車体の軽量化に伴い、自動車のボディー構造材に多様な金属が使われだしたことが背景にあり、複雑化する素材の効率的な分別方法の模索が始まった。大越工業が開発した「ネオジ…