各社は高関税の回避に懸命だが(中国にあるポールスターの成都工場)

欧州委員会は現地時間12日、中国製の電気自動車(EV)に最大38.1%の追加関税を課す方針を発表した。現行税率(10%)を加えると最大で50%近い高関税になる。米国政府も2024年中に現在の4倍となる100%の制裁関税を中国製EVに課すことを決めている。保護主義が広がるなか、中国勢は高関税を回避しようと海外生産の拡充を急ぐ。中国勢EVをめぐる貿易…