マツダは上半期、期初計画を1万台ほど上回る10万5千台の新型車を国内で販売した。新開発のアイドリングストップ機構をつけた「アクセラ」効果とともに「エコカー減税、補助金が追い風になった」(山内孝社長兼CEO)。販売支援打ち切り後の反動減も懸念されるが、1ドル80円台も珍しくない円高下で、国内販売の積み増しは、まさに干天の慈雨となった。ただ、構造的な…