新中計を説明する内川哲茂社長CEO

帝人は13日に公表した2025年度までの新中期経営計画で、事業利益を23年度の2倍以上となる500億円に増やす目標を示した。モビリティ関連事業を、優先的に投資する成長市場の一つに位置づけた。タイヤの原材料「アラミド」や、バッテリーボックスなどに用いる「複合成形材料」の生産性向上に取り組む。足元の事業基盤を整え、持続的な成長を目指す。同社は23年度…