ヤナセ(森田考則社長、東京都港区)は26日、東京都新宿区に同社初となるフェラーリの販売店をオープンした。ショールームに加え、サービス工場も併設。高性能スポーツカーの需要が旺盛な都心部で、富裕層を開拓していく。森田社長は「超富裕層の生活スタイル、価値観に合わせた体験型の〝コト売り〟をヤナセグループとして提供していく」と、新たな顧客獲得に意欲をみせた。
新店舗は同社が新設した子会社、ヤナセフィオラーノモトーリ(北沢謙二社長、東京都港区)が運営する。開所式に出席したフェラーリジャパン(東京都港区)のドナート・ロマニエッロ社長は「ヤナセにとって新たなチャプターが始まる」と祝辞を述べた。
都内のフェラーリ正規販売店は、今回の新設で3店舗となる。